Sentinel初心者ガイド - Linuxの接続
- Tsukimori
- 6月22日
- 読了時間: 3分
■重要なポイント
①接続方法には2種類ある
②Azureに接続していないLinuxマシンのSyslogを収集することも可能
■Linuxの接続方法
Microsoft Sentinel の AMA 経由の Syslog データ コネクタと AMA 経由の Common Event Format (CEF) データ コネクタでは、Linux マシンから、またネットワークとセキュリティ デバイスおよびアプライアンスから、Common Event Format (CEF) のメッセージを含む Syslog メッセージをフィルター処理して取り込みます。 これらのコネクタにより、Syslog や CEF メッセージを収集する Linux マシンに Azure Monitor エージェント (AMA) がインストールされます。 このマシンは、メッセージの送信元の場合もあれば、ネットワークまたはセキュリティ デバイスとアプライアンスなどの他のマシンからメッセージを収集するフォワーダーの場合もあります。 コネクタは、ユーザーが定義するデータ収集ルール (DCR) に基づいてエージェントに指示を送信します。
■CEFデータコネクタによる接続
Azure以外のLinuxマシンは、Azure Arcに接続しているマシンが対象です。
(1)Microsoft Sentinelのホーム画面に移動します。
(2)対象のワークスペースを押下します。
(3)[コンテンツ管理] > [コンテンツハブ]を押下します。
(4)検索ボックスで「Common Event Format」と検索し、「Common Event Format」を選択し、[管理]を押下します。

(5)コンテンツ内の「Common Event Format (CEF) via AMA」のチェックボックスを選択し、[コネクタページを開く]を押下します。
(6)「Configuration」セクションで、[Create data colection rule]を押下します。

(7)「Basic」タブは、ルール名を入力します。
(8)「Resources」タブは、接続する個々のマシンを選択します。
(9)「Collect」タブは、「LOG_ALERT」の「MInimum log level」を「LOG_WARNING」に選択し、[Review+create]を押下します。
(10)表示された内容を確認して、[Create]を押下します。
(11)[Refresh]を押下し、データ収集ルールが作成されたことを確認してください。
Common Event Format (CEF) via AMAのStatusが「Connected」と表示されます。
■Syslog(レガシーエージェント)データコネクタによる接続
Azure Arcに接続していないマシンが対象です。
(1)Microsoft Sentinelのホーム画面に移動します。
(2)対象のワークスペースを押下します。
(3)[コンテンツ管理] > [コンテンツハブ]を押下します。
(4)検索ボックスで「Syslog」と検索し、「Syslog」を選択し、[管理]を押下します。

(5)コンテンツ内の「Syslog via Legacy Agent」のチェックボックスを選択し、[コネクタページを開く]を押下します。
(6)「Configuration」セクションにある「Install agent on a non-Azure Linux Machine」を展開し、[Download & install agent for non-Azure Linux machine]を押下します。

(7)「Log Analyticsエージェントの手順」を展開します。
(8)「Linux 用エージェントをダウンロードおよびオンボードする」のコマンドをコピーします。
(9)対象のLinuxマシンのシェル(SSH経由でも可能)で、コピーしたコマンドを貼り付けて、実行します。
(10)接続が成功したか確認するには、(7)のページを更新し、「Linuxサーバー」タブの「Log Analytics Linuxエージェント(レガシ)経由」の表示をます。
■Syslogコネクタの収集するファシリティと重大度を構成
(1)Microsoft Sentinelのホーム画面に移動します。
(2)対象のワークスペースを押下します。
(3)[構成] > [設定]を順に押下します。
(4)[ワークスペースの設定]を押下します。
(5)[クラシック] > [レガシエージェントの管理] > [Syslog]を順に押下します。

(6)[ファシリティの追加]を押下し、「ファシリティ名」のドロップダウンメニューから、[auth]を選択します。
(7)[ファシリティの追加]を押下し、「ファシリティ名」のドロップダウンメニューから、[syslog]を選択します。
(8)[適用]を押下します。
■まとめ
Azureに接続していないLinuxマシンのSyslogを収集することも可能です。
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